• 泊まって楽しむ昭和資料館 ゲストハウスるーのす
    並べると壮観!それぞれお店ごとに個性がありますね

    と、いうわけで(←前回の記事のつづき)
    いよいよ実際に椿菓子を購入して食べ比べてみましたよ。

    ううむ。お菓子を、それも和菓子を買うなんて何十年ぶりだろう…

    おっちゃん一人でちょっと緊張レベル上がっちゃいますが
    でもなんかすっごくゼイタクでお上品な気持ちにもなります。
    いくつかのお店をぐるっと買い回り、帰宅後いそいそと開封を。

    わぁ…
    むっちゃかわいい♪
    部屋がぱぁっと明るい感じになりますね。
    ひととおり取り出して並べ、しばし優雅な気持ちに浸ります。

    あ、いやそうじゃなくて。さっそくリポートをば。

    なお、記事は単純に食べた順番で、その順序に意味はありません。また、感想はあくまでもワタシの個人的な感想です。あらかじめご了解ください。

    ではまずこちらから。

    とらや 「開山椿(かいざんつばき)

    中にぎっしりと詰まった黄身あん。重量感があります。
    おしべは手作業で丁寧に点々模様が。
    花びらの練切りはしっかりした質感ですがさらっとしてますよ。手でつまんでも大丈夫(←お下品)
    お店の雰囲気と同じように、素朴な、昔ながらの和菓子という感じです。
    (価格:350円)

    <データ>

    店名:とらや
    所在地:奈良市鶴福院町31番地 (鶴福院商店街) [地図
    営業時間:9:00~18:00
    定休日:火曜日
    電話:0742-22-3353
    クレジットカード:不可

    萬々堂通則 「のりこぼし」

    比較的あっさりした味わいです。口の中でさらっと溶けていく感じ。
    しっとり感がある練切りの花びらとあいまってザ・和菓子といった存在感です。
    ちなみに東包永町の萬林堂さんは約60年前にここからのれん分けしたお店だそう。
    (価格:450円)

    <データ>

    店名:萬々堂通則
    所在地:奈良市橋本町34 (もちいどのセンター街) [地図
    営業時間:9:30~18:00
    定休日:木曜不定休
    電話:0742-22-2044
    クレジットカード:可

    千代の舎竹村 「御堂椿(みどうつばき)

    椿菓子の中では唯一、おしべの中が二重構造になっています。中にはこしあん。
    おしべを表す黄色い点々でフチ取りされ、テカっと光ってるのがかわいいですね。
    食感はモチモチ。こしあんも含めて見た目より控えめな甘さで2個3個といけそう…いやいや。
    (価格:400円)

    <データ>

    店名:千代の舎竹村
    所在地:奈良市東向南町22 (東向商店街) [地図
    営業時間:10:30~18:30
    定休日:水曜・木曜と元日
    電話:0742-22-2325
    クレジットカード:可
    ★予約推奨
    ※事前に予約すれば2月1日~3月31日まで購入可能

    萬勝堂 「修二会の椿(しゅにえのつばき)

    花びらが練切りではなく吉野羹(寒天、グラニュー糖、吉野葛で作る羊羹のようなもの)で作られている点が他との違いを際立たせます。
    中の黄身あんはとろりと滑らかな舌ざわり。2つの食感が絶妙に合わさってこれもまたなかなか。穏やかな甘さですよ。
    (価格:400円)

    <データ>

    店名:萬勝堂
    所在地:奈良市東向中町24-1 (東向商店街) [地図
    営業時間:10:00~17:00
    定休日:なし
    電話:0742-22-2502
    クレジットカード:可

    中西与三郎 「南無観椿(なむかんつばき)

    こちらの椿菓子は黄身あん・白あんの2種類あります。白あんはつぶあん。真っ白というわけでもないですね。おしべの先っちょを飾っているのはみじん粉です。
    白、黄のいずれもしっかりとあんこの味が感じられ豊かな風味。どちらにするか迷ったら2つ買いましょう(笑)
    5枚の花びらのうち、白が3枚と多い方が白あん、2枚の方は黄身あんです。
    (価格:1個520円)

    <データ>

    店名:中西与三郎
    所在地:奈良市脇戸町23 (ならまち) [地図
    営業時間:10:00~18:00
    定休日:月曜日(祝日は営業)
    電話:0742-24-3048
    クレジットカード:可
    ※喫茶が併設され、店内飲食も可能(11:00~17:30)


    まずは5軒の「椿菓子」をご紹介しました。

    最後の中西与三郎さんとこは2種類あったのでこれまでで都合6個。
    さすがにこの辺でおナカも限界かな。そもそも和菓子なんて一度に5個も6個も食べるもんじゃありませんよね。
    もうこれがお昼ご飯代わり…無粋ですみません(笑)

    続きはまた明日!と引っ張りますww